こんにちは。富山市 かみふご歯科クリニック 院長の寺嶌です。
ひと雨ごとに少しずつ肌寒くなってきましたね。
紅葉も楽しみですね!
さて、皆様は毎日歯を磨いていらっしゃると思いますが、
日本人は95%の方が毎日歯磨きをされているそうです。さらには1日に2回以上磨く人の割合は約7割にものぼります。それにもかかわらず、むし歯になってしまう人がまだまだ多いのはなぜなのでしょうか。
それは…
『歯を磨いているつもりだが、磨き残しがある』
からなんです。
せっかく歯磨きをしても、歯垢をしっかり取り除けていないとそこからむし歯になります。
歯ブラシでの歯磨きだけでは6割程度しか歯垢を落とせていないといわれます。一般的に磨き残しが起こりやすいのは以下のような場所です。
・歯と歯の間
・歯と歯ぐきの境目
・奥歯の噛む面の溝(特にはえたての永久歯は溝が深い)
・利き手側の歯の裏側
・歯並びが不揃いになっているところ
・歯ブラシが届きづらいところ
・矯正器具や入れ歯のバネをかけているところ
こういった場所は、歯間ブラシやデンタルフロス、ワンタフトブラシ等を併用することで格段に磨き残しを減らすことができます。
1日の中でも、特に夜眠る前の歯磨きをしっかり丁寧に行うとようにしましょう。
もちろんむし歯の原因は磨き残し以外にも、日ごろの食習慣や元々の歯の質、唾液の量や質、口腔内の細菌の量など、さまざまなことが考えられます。
かみふご歯科クリニックでは、一人一人にあった歯磨きやケアの方法をご相談いただくこともできます。お気軽にスタッフにお声がけくださいね。