気をつけよう!「知覚過敏」

こんにちは。富山市 かみふご歯科クリニック 院長の寺嶌です。

1・2月は35年ぶりという、歴史的な大雪の日もありましたが、最近は段々と温かい日も増えてきましたね!
寒さと共に、この時期は乾燥しやすいので、ウイルス蔓延防止・火災予防の為にも、乾燥にはご注意くださいね。

さて、この時期に、特に気になる人が増えるのが「知覚過敏」です。
冷たい水はもちろん、風にあたるだけで急にしみる時があり、とてもイヤなものですよね。

これは、誤った歯磨きや歯ぎしり、歯周病などによって歯の摩耗や歯肉が下がり、本来はエナメル質や歯肉の下に隠れているはずの象牙質が表面に露出してしまい、そこにある神経に刺激が加わることで起きる痛みです。

日頃、次のようなことに気を付けていると知覚過敏の予防になります。

【歯磨き】
歯ブラシは力を入れずに小刻みに動かし、優しく丁寧にみがきましょう。歯ブラシがあたって痛いから…と歯磨きを怠るとプラークが残り、知覚過敏の悪化、むし歯・歯周病等、さらに悪循環となってしまいます。

【歯ぎしり・食いしばり】
多くの患者様のお口の中を見させて頂いて思うのが、歯ぎしり・食いしばりをしている方が多いということです。
しかも多くの場合、ご本人に自覚症状がありません。寝ている時や緊張している時など、無意識に歯に力を入れてしまうのです。

歯科にご相談いただき、マウスピースを作ることをおすすめします。歯ぎしり・食いしばりの際の歯への負荷は体重の2~5と言われます。体重60キロの方は少なくとも120キロもの力が知らないうちにかかっていることになります!

歯の摩耗を防いでくれるだけでなく、マウスピースの厚みによって歯が浮き、歯や顎への負荷が軽くなり歯肉を下がりにくくする効果も期待できます歯ぎしりに対するマウスピース作成は保険が適用されますので、お気軽にご相談ください。

すでに歯肉が下がって露出してしまった歯には歯科で状況に適した治療をすることも可能です。もちろん、そもそも知覚過敏ではなく、むし歯だった…ということもありますので、気になる症状がありましたら歯科を受診するようにしてくださいね。

最後に・・・2月はベテランスタッフ中山さんのお誕生日があり、みんなでケーキを囲ってお祝いしました。

3児のお子さんのママでもあり、忙しいスケジュールだと思うのですが、いつも集中して誰よりもテキパキとお仕事をこなしてくださいます。みんなが中山さんを頼りにしています。

年を重ね、仕事もプライベートもより充実した、素敵な時間を過ごして頂けたら、と思います!
いつもありがとうございます。お誕生日おめでとうございます。